暖冬が続いてましたが、ここ数日は風の冷たさが肌に突き刺さる感覚になる寒さになりました。この感覚を感じると、受験シーズンだなと思うこの頃です。中学三年生は私立高校受験の時期ですね。
ママ友に会うと「大学受験、高校受験で頑張ってるよ!機嫌悪いし大変よ…親の方が落ち着かなくて胃が痛い…」なんて言うお話しもたくさん聞きました。そうですよね、子どもが何かしら目標に向かって頑張っている姿を見ていると、親もドキドキしたり大丈夫かな?など、親は心配になってしまいます。
高校受験の中学3年生
大学受験の高校3年生~10代後半
この年齢は、とても心が揺れる繊細でデリケートなお年頃です。個人差はありますが、思春期の真っ只中~後半といった時期です。お母さんもわが子に悩んだり、気を遣う時期。ママ友の「親の方が落ち着かず胃が痛い…」は、デリケートな時期に気を使う親の辛い時期でもあり、優しさにあふれた親心の言葉だなぁと思いました。
おやこはうすSora~空~では、中高生・大学生ともお話しすることがあるのですが、子ども達からよく出る言葉があります。
- お母さんが笑っててくれてホッとした。
- お母さんが落ち込んでいるのを見るのが辛かった。
- お母さんが大丈夫よ!って言ってくれたのが一番うれしかった。
自分自身で大人へのステップを迷いながら心が揺れ動く時期でありながら、お母さん、お父さん、親のこともとてもよく見て、感じて、聞き入れている部分があるんですね。
お母さんの心の状態がゆったりしていると、子どももゆったり安心感に包まれる。
お母さんの心の状態が辛い状態だと、子どもも同じように辛く感じ不安感に包まれる。
三年前、私Soraの息子も中学3年生で高校受験でした。
思春期絶頂期に入る手前の入り口と受験がかぶるような時期でした。何を息子が考えているのか?分からない、どう思っているのか感じ取れない…、今までに感じたことのないようなモヤモヤした感覚になったのを覚えています。
親が不安になってはいけない!!
そんな事はないですよね♪
親にとっても初めての感覚には戸惑い、色々なことを考え行動したり、間違ったり反省したり。親も子どもを育てるということは、一つ一つが初めての経験です。
と、私は思っています。
今日は、思春期息子とのかかわりで、わが家でうまくいった事のご紹介したいと思います。親子で少しリラックスできる時間になったら嬉しいです。
美味しいものを食べに行く
さり気なく「行って見たいお店見つけたから一緒に食べに行こう♪」軽いノリ感で誘って、美味しいものを食べる。子どもの好きなものがあるお店もいいですね♪インスタ映えもありかもです♪
私はこの時、緑が多くて開放感があってお店の雰囲気が良くて、ラテアートのあるお店を選びました。(ラテアートは、私が久しぶりにしてもらいたかったので 笑)
息子と母のラテアート☆
美味しい物を食べながら、良い雰囲気に包まれると気持ちが落ち着いて安定します。それプラス、お母さんも不安から解放されてニコニコ美味しく食べていたり、可愛いラテアートの写真を撮ってたりすると、子どもは肩の力が抜けて楽しむことが出来ます。
そんな時間を感じると、子どもはポロリと心の中の本当の部分を見せることがあります。
子どもの好きなことをさせる
Soraの息子は小さい頃から工作が大好きでDIYも大好き。机の引き出しには文房具ではなく「工具」が入っていたほどでした。
丁度、おやこはうすSora~空~を立ち上げ、業者に頼むのではなく自分たちでDIYして作ろうと決めた頃でした。受験勉強の息抜きに壁に漆喰を塗ってくれたり、棚を作ったり。本人の好きなことをしている時は、気分もよく、テンションも良い♪大人も同じですよね。
好きなことを一緒にしながら時間を過ごしていると、面白い話をしてくれたり、嫌だと思っていることをサラリと話してくれたり、音楽ガンガン流して歌ったり、笑ったり。
この2つは、とっても受験生の重たい空気感をふっと一瞬吹き飛ばせる時間でした。また一瞬で重たい空気になりますけどね(笑)
それも含めて、子ども達は「自分らしさ」を模索し自分の力で獲得していくとっても大切な時期です。
お母さんは子ども達の心のオアシス=心の安らぎの場所
子どもも、親も迷い、不安や葛藤する時期です。
そんな時に、ふと心が安らげる時間や場所がお母さんのあったかい存在感。心のオアシスです。
言葉では言わないだろうけど、思春期の子ども達の心の奥深くに根づく「ぬくもり感」です。この「ぬくもり」はゆっくり時間をかけて子ども達の心の癒しになり心の土台になります。
お母さんも自分のストレスを溜め込まず、リラックス方法を見つけながら発散させて下さいね。