2020年の12月上旬から2021年1月下旬にかけて 同志社大学政策学部 未来デザインのダイアログ・パートナーに おやこはうすSora~空~で参加させていただきました。2050年の未来ビジョンを5つのテーマで計5回、学生さんと一般の社会人の方と一緒に学び「対話」していくというものです。
仕事の都合で参加できない日は動画配信を見て学び、オンライン授業5回のうち3回参加。さらに、学生さんによる授業成果オンライン発表会にも参加させて頂きました。

未来を思い描く
2050年の未来ビジョンを教育と子育て、環境、経済など多様なテーマで未来を思い描く、とても素敵な授業でした。毎回、学びが多く白紙の紙にびっしりとメモをとっていました。コロナ禍で想定外ばかりの事が起こって、自由度が減り不安になる情勢下ですがオンラインで日本や世界中の人や学生さん、社会人の方と繋がって「一緒に学ぶ」ことができたのは、とてもありがたい機会だなと感じています。
対話・ダイアローグ

対話(たいわ、英: dialogue, ダイアローグ)とは、直接に向かい合って互いに話をすること。2人の会話によって進行される叙述形式を採用した文学・哲学作品のことを対話篇(たいわへん)と呼んだりもする。一人語り(英: monologue, モノローグ)と対比される。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「対話」の素晴らしさとは

1つのテーマに向けて、みんなで自分が思っている事を話して共有できる場です。
- 正しい○、間違っている×などのジャッジはありません。
- それはおかしくない?などの批判や指摘もありません。
- 意見の対立、人と人との対立も勿論なしです。
- 若者からご年配まで、年齢も関係なし♪
オンライン授業の中でブレイクアウトルームという、数人のグループに分かれる時間が設けられていて、そこで対話します。私はこのように感じたり、思ったりしました♪と話す時間。初対面なのですが自分の思いに対して良い/悪いなどのジャッジする方もいませんし、むしろ逆で「なるほど。それいいですね♪」「あ、分かる!同じ気持ちです!」と声があがります。非常に場が和み、グループ全員の言葉がプラスの言葉に包まれる場が生まれました。
「対話」の効果

お互いに「素敵な案ですね♪」「なるほどー♪」「それいいですね♪」「わかる!わかる♪」などのプラス言葉に包まれると、まだ15分間程度の初対面のメンバーでも仲良くなって一体感が出てきます。安心して話せるから、もっと話したくなる感覚かもしれません。
私Soraがとても興味深かったのは、2回ブレイクアウトルームで対話する日もありまして、1回目の対話からの2回目の対話の安定感!(他人から親戚になったような感じでしょうか 笑)
あと、2回話せる機会があると「本音」が出てくる点も、とても良いなと思いました。
対話からアイデアが生まれる
「場」が和み安定すると、プラスの思考やアイデア発想がポンポン出てくるようになります。ジャッジや否定ではなくて、良い点と良い点をどんどん積み上げていくと★GOODアイデア★が出来て、皆さんで盛り上がりました。まさに、対話からアイデアの誕生!
\ 大学生の視点 /
授業成果発表会
~幸せに生きるために、いま僕たちにできること~
ゲストには、在フィジー語学学校COLORS(カラーズ)校長の永崎 裕麻さん。
4グループに分かれた学生さんによる「自他を幸福にするような実践」のプレゼン発表会に参加させて頂きました。

学生さんの注目した「視点」がとても面白くて興味深く、深く学ばせて頂きました。その視点から自分たちが今できることを考えて実践し、体感した事を考察してプレゼン発表♪「実践」という体験も素晴らしいなぁと感動しました。
「2050年の未来ビジョン」
2021年になりましたので、あと29年。どんな未来が待っているのかは、想像がつかないですね。でも、今回 参加させて頂いて未来には希望がある★と思いました。今、20歳前後の学生さんが対話力を身につけて、様々なテーマから未来ビジョンのアイデアを出し合っていく事を学ばれていることに、これから未来を生きていく・動かしていく子ども達に希望を感じたのです♪
「継続」は難しいけれど、学生さんが2050年になった時にこの授業の学びのことを思い出すかもしれない。あの時は緊張したけれど一般の社会人の方と対話したなあ、学科のメンバーで色々調べてパワーポイント作ったなあ、そうそう!コロナで大変な年でリモート授業だったなぁ!など振り返るかも知れませんね♪
私Soraも、貴重な体験と学びをさせて頂きました。きっと、2050年に振り返ると思います。年齢や立場、国境も関係なく、意見や思いを伝え合えるのは、とても素晴らしいこと。
「対話・ダイアローグ」は幸せになれる1つの選択肢だなと思いました。
同志社大学 同志社大学政策学部の佐野先生をはじめ先生方、学生の皆さん、とても素敵な学びの時間をありがとうございました。
